#0072 ~ もう何も怖くない ~

上の二枚の画像、おもいっきり針で遊んでいます。とても優秀なR56/R55 Clubman用の

純正メーター(デザインはまったく優秀ではないですが)では、無通電状態においては

針に触れてもなんら問題ありません。つまりこれらは、いまだに「針を触ってしまうこと

への恐怖心」をお持ちのオーナー様に安心して頂くための画像です。実は現在も、針に

関しては多少の誤解があるようなのでここで説明しておきます。
R56/R55 Clubman用のメーターに限らず、先代のR50-53のメーターも、針に触れても

基本的に大丈夫なんです。MINIMAXでの取付作業を依頼された場合でも、こんな風に

大胆に針を動かしてゲージをセットしています。取説に「なるべく触れないように」と

明記しているのは、“超えてはいけない一線” があるためで、できるだけそのリスクを

最小限にするためにも「触れないように」と注意を促しているだけなのです。仮にもし

触れてしまったり “一線” を超えた場合でも、MINIMAXでは再調整のノウハウがあります

ので、最終的に「針が狂った」などのクレームは現在までゼロなのです。ところが、

“ できるだけ触れないように ” という表現がいつのまにか “ 触れたらアウト ” みたいな

ニュアンスで世の中に浸透してしまっているようで、いまだにDIY取付に踏み切れずに

いるオーナーさんがたくさんいらっしゃるようです.。むしろ、先代ゲージの取付で最も

気を遣うのは、“内装を保護するために入念に養生テープを貼り込む” 点であります

(コツやテクニックを必要としない、単に「クルマへの愛情と丁寧さ」が求められる

作業ですので、こちらもたいした問題ではないと言えます)。

先述の “超えてはいけない一線” については、また項を改めて説明させて頂きます。

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