MINIMAXのF系ゲージ製品群において、最大のウリは「ゲージ内インジケーター」つまりパイロットランプです。純正メーターをご覧になって頂ければおわかりですが、限られたスペースの中に無理やり詰め込んだ感のある雑多な警告灯類になんとも残念な気持ちになります。MINIMAXはまずそれらを整然と配置し直し、さらに発光形態をアイコンではなくパイロットランプとしました(メタルクラスター仕様以外のスタンダードモデルでは昔ながらのインジケーター方式を採用)。
以前から折に触れて言及していますが、この小さいサイズのパイロットランプが既成品で調達することが出来ず、最終的にステンレス削り出しでブラケットを作り、さらにはレンズ部分もアクリルの切削品にて準備しました。
言葉にするには簡単ですが、ここまで行き着くのにかなりの時間を要し、文字通り東奔西走した記憶があります。この画像を見ると、その当時を思い出してなかなか感慨深いものがございます。