2連メーターのデザイン、佳境を迎えております。クラシカルなデザイン、

スポーティーなデザイン、そして “その気”にさせるデザイン・・・。

気がつけば20を超える原案が出来上がり、現在最終の絞込みと微調整を行っています。

当初の予定は2種で正式リリースを考えていましたが、実際は3～4種となりそうです。

いずれもブラック盤面を基調としたモデルで、ご購入時にはオーナーの皆様に大い

に悩んで頂こうと思います。

さて、このところ2連メーターの話題ばかりでしたので標準仕様メーターのお話も。

当初の6種に、model-201M、model-301をラインナップ追加し、あらゆる志向の

オーナー様からご好評を頂いてきました。とりわけブラック盤面の101～103の

シリーズの人気は根強く、上品でクラシカルなモディファイを目指す大人の

オーナー様からいくつもの賛辞を頂いております。

現在、北米・欧州仕様向けのラインナップを企画進行中です。モディファイ大国

アメリカ、そして本国イギリス・ドイツ他ヨーロッパ対応の製品開発は、より気合が

入る反面、適度なプレッシャーも感じます。
いまのところ日本仕様向けの新作予定はございませんが、ドイツ他欧州対応モデルは

基本的に日本仕様への流用も可能ですので、今後の海外向け製品に関してもご注目

下さると幸いです。

2連メーターのデザインを進める一方、配線の取り回しやセッティング方法に関しての

設定も進行中です。標準仕様の大・小メーターの組合せに比べ、作業時間は格段に短縮

できそうです。ハンドルコラム周辺の取り外しと結線作業、パネルのセッティング～

スイッチ固定までの予想作業時間は約40分ほど。初めてインパネに手を加えるという

オーナー様でも1時間ほどで装着可能です。チープで面白味のない純正2連メーターの

劇的な変身に、大掛かりなプロセスは要しません。 オーナー様ご自身でトライして

頂けるよう、セッティングマニュアルにも配慮していきます。

NAVI/クロノパッケージ仕様車対応の2連メーター用ゲージフェイスを製作中の現在、

あらゆる方面から
“センターの計器群をドレスアップするパネルは出さないのか？” 
とのご質問を多数頂いております。

荒めのスケール(目盛り)を見ていると、当然の事ながら「細かいスケール」の

表示盤に交換したい気を起こさせるわけですが、いかんせんこの部分の構造(形状)が

実に厄介で、もし現実にこの部分を攻略するとなると相当な困難を伴うことが予想されます。

物理的に「製作不可能」とはっきり断言(断定)できないのが心憎いばかりなのですが、

現在のところここを攻める気にはまだなれません(それに純正部品でこのパーツを取ろ

うとなると結構な金額で驚きです。どなたか中古のユニットをお持ちの方、研究用に

提供して下さいませんかね??　笑)。

というわけでまずは2連メーター、頑張ってデザインします。

2連メーター、全力でデザイン製作しております。限られたスペースで、最大限の視覚効果を

もつグラフィックを表現するため、あれこれと悩みながらの作業です。

ブラック基調で製作しており、標準メーターのラインナップにあるようなカラードは今の

ところ考えておりません。これは、クロノパッケージのセンター計器群との調和を考えた

場合にNGと判断したためで、今後2連メーターは黒ベースのもののみで展開していこうと

思います。イルミネーションに関しては標準仕様同様アンバー/ホワイト/ブルーから選択

できるようラインナップしていきます。

「5月中に」とお約束しながらやや遅れ気味のプロジェクトですが、今しばらくお待ち下さい。