SPECIFICATION

MINIMAX Gauge Faces(R50系&R56系)シリーズの仕様に関するご案内です。

メインパネル部

デザイン・カラーが印刷されるメインパネルには耐久性・耐熱性に優れた特殊素材を使用し、過酷な条件下でも変色・変形しにくい加工が施されています。またシルクスクリーン印刷により緻密で鮮やかな表現が可能で、夜間照明によりイルミネーションが現出する文字・スケール部分の透過光処理は複数の版を組み合わせることによって実現しています。

 

指針の動きを妨げる恐れがあるため、あまり厚みのある素材はここでは不向きです。かといって、あまりにも薄い素材では耐久性・耐熱性の点で懸念が残ります。
MINIMAX製品では、この二律背反のテーマを解決し、そしていつまでも美しく、かつ安全にメーターのグラフィックを楽しんで頂けるように先述の特殊素材を使用しております。傷がつきにくい素材でもあるため、取付時に必要以上にナーバスになることはありません。

ELパネル部

イルミネーション発光のための光源としてEL(エレクトリック・ルミネッサンス)パネルを使用します。均一な盤面発光が可能な上、省電力の特性を兼ね備えたELパネルは自動車内装のイルミネーション光源として有用性が高いといえます。

「純正クラスの仕上がり」を製品開発ポリシーに掲げているMINIMAXでは、ELパネルの持つこのような有用性に着目し、Gauge Facesシリーズにおいて採用しています。電圧の調節により色味が替えられる点、また照度を増減させることのできる点でも、ELパネルはメーター用イルミネーション光源として適性があるといえます。

画像(上)は光源部に使用するELパネル(シート)で、元来このような白色の無地素材から成ります。ここへグラフィックを直接プリントしてしまう方法もありますが、MINIMAXでは細かなスケール表示やデザイン上の表現範囲に制限が生まれることや、印刷面の仕上がりに限界があることから当該方法は採用しておりません。
先述のメインパネルとの組み合わせる方法により、画像(下)のような鮮やかで繊細な「純正クラス」のイルミネーションが実現可能なのです。

スイッチ部

ELパネルを光源とすることにより輝度の調節が可能です。この操作を行うスイッチには汎用のものは使用せず、MINIMAXオリジナルのスイッチユニットをご用意しています。スイッチの固定箇所に関しては、オーナー様それぞれの便宜上もっとも使いやすい部分にセットして頂けます。MINIMAXからのスイッチ固定推奨位置は、ハンドルコラム下カバーの底部(画像下)です。「隠しスイッチ」的な遊び心をこの箇所に託します。また、デザイン上では「機械然」とした無骨なテイストを前面に出し、「謎のスイッチ」的要素を込めました。車体への穴あけ加工を良しとしないMINIMAXのポリシーから、両面テープによる圧着固定方法を採用しています。

レッドゾーン

MIMAX Gauge Facesシリーズにおいて、モデルによってはレッドゾーンを設定しておりません。これは、英国の名門・スミス社の単体メーターにも見受けられますが、レッドゾーンはエンジンチューニングやコンディションによって車体それぞれに違いがあり、「自らの愛車のレッドゾーン(回転限界)はオーナーそれぞれが把握しているもの」という思想から省略されています。古き良き時代のこのようなポリシーを、クラシカルなムードを念頭にデザインされたMINIMAX製品にも盛り込んでいるのです。

画像はスミスメーターの単体タコメーター。レッドゾーンの明示はありません。ブラックとホワイトのみのグラフィックはビンテージムードと、どこかノスタルジックな風格さえ漂います。

スケール

MINIMAXでは「ドレスアップパーツ」としての魅力を提唱していますが、メーターは元来「機能パーツ」に他ならず、愛車のコンディションを判断する上でメーターに刻まれるスケール(目盛り)は重要な意味合いを有します。とりわけMINIMAX製品は速度計&回転計という走行中の本質的な部分を担うメーターを製作している以上、その配置や精度には特別な注意をもってデザインしています。
純正と全く同様のスケール角度であることは大前提であり、車体は勿論のことオーナー様ご自身の安全を確保する意味でこのデザイン工程には細心の注意を払っております。
純正ではスピードメーターが10キロ刻み、タコメーターが1000回転刻みのスケールであるのに対し、MINIMAX製品ではそれぞれ2~2.5キロ刻み&100回転刻みとし、より詳細な情報を判読できる上に視認性向上の面でもひと役買っているといえます。

「細かなスケール」は見た目に美しく、夜間照明点灯時には鮮やかなイルミネーションを演出してくれます。「機能美」の本質を実感して頂けるでしょうか。

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